2005年05月10日

4月22日の発表

題:援助することにより好意を持つ
〜ジェッカーとランディの恩恵と魅力の実験〜


○前提
 人は自分が好きな人に対して援助したり、贈り物プレゼントをしたり、願い事を聞いたりして厚意を尽くす。
↓   だったら逆に…
人に贈り物をしたり、願いを聞いてあげたりしたら、相手のことを好きムードになるのだろうか?

○実証
 1.概念形成実験に応募した大学生男子33人、女子41人に対して同一条件下で実験を行った後、以下の3つの条件に振り分ける。
@「この実験の報酬は実費であり、できればお金を返して欲しい」と懇請される。
A「この実験の報酬は学部のお金だが、心理学部の資金が底をついてるので、できればお金を返して欲しい」と懇請される。
B返金の懇請なし

 2.実験終了後、被験者全員に以下の内容の質問紙を実施。
@あの実験者が行う別の実験にどの位、参加したいか。
A別の実験者の行う実験にどの位、参加したいか。
Bあの実験者に対して個人的にどの位、好意が持てるか。
 いずれも12評点尺度で測定。

○結果
 2−Bの結果を平均すると、心理学部へ報酬贈呈をした人より、実験者に報酬贈呈をした人の方が、実験者に対して、より好意的である。また、報酬として3ドルをもらってそれを返した人の方が、60セントもらって返した人よりも実験者に対して好意をもった。
↓  つまり
人は援助したり、贈り物プレゼントをあげるなど恩恵を施した人に対して好意を持つようになること、さらにその好意の量が大きいほど、相手に好意的になることが実証された。

【引用文献】
心理学重要研究集第2集 P28-30 ジェッカーとランディの恩恵と魅力の実験


●みんなの意見
・実験者へではなく学部自体へ好意を抱かせる為にはどのようにしたらいいか。(Sさん)
・もし被験者が心理学部などであった場合、実験の意図に気づいてしまうので、実験自体がな りたたないのではないか。(Tくん)
                 などなど…
かわいいもし、この実験を発展させるなら、実験者へではなく学部自体へ好意揺れるハートを抱かせる為の操作を加え、個人の組織に対する好意の抱き方と、個人に対する好意の抱き方を比較してみたい。
                    



posted by あいみ at 17:03| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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